化物語 第01話「ひたぎクラブ 其ノ壹」

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悔しいが面白い・・・。やっぱり見せ方がうまいんだろうか。

さて本編。うーん、全然話が分からん。わからんが、蟹とか吸血鬼とか、妖怪的なものが人間に取り付いて悪さをしたりするらしい。そういう非日常が、作品世界においてどの程度「非日常」なのかが分からないし、ヒロインのひたぎさんのこともサッパリ分からん。

ただ、メインのお話としては非常にシンプル。重さを失った電波系文房具携帯少女・戦場ヶ原ひたぎさんと、主人公の阿良々木暦くんが出会うお話。蟹に取り付かれたひたぎを「救えるかもしれない」という暦が、謎の男・忍野メメのところへ行って何かをするらしい・・・。

設定はよく分からないし、断片的に出てくる謎の映像も分からないし、シャフト的な前衛的っぽい感じの演出も鼻につく。でも、こういうエキセントリックなキャラクターをエキセントリックなまま違和感なく見せてしまえるのは、こういうエキセントリックな演出なんだよね。ひたぎが空から落ちてくるシーンとか、ひたぎが大量の文房具を暗器みたいにして暦に突きつけるシーンとか、印象に残るシーンがたくさんありました。

そんなこんなで、やっぱり悔しいんだけど、ひたぎはカワイイ。蟹に取り付かれた経緯とか色々ありそうだけど、今の時点で深読みはやめておこう。うーん、なんにしても、見るしかないか。

「戦場ヶ原さんの下の名前って・・・ひたぎでしょ？そんな変わってるかな」

・・・変わってるだろ！土木関係の用語って、ホントかよ？探しちゃったじゃないか！