神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 第07話「始動:amabile」

謎の4人組、謎の学院長、謎のコーティの過去。様々な謎が動き出して新シリーズ突入と言ったところですね。「紅の殲滅姫」と言われるコーティの過去は、テロに過剰反応することと関係してるのでしょうか・・・?

謎については追々明らかになるとして、今回はなんとデートエピソード。コーティとデートする回が見られるとは幸せすぎる・・・!ヘンなブレスレットを貰って喜んでるコーティが超かわいい。

「タタラくん、あの精霊を信じてないわね」

コーティを「信じてない」と言われてしまうフォロン。ユフィに指摘されていたように、コーティに対して固定化されたイメージがフォロンの中にあったらしい。では、どうしてそんな固定観念を持ってしまったのか?と言われれば、やはりコーティの過去に疑念を持ち始めたからなのでしょう。おそらくコーティの過去は何か後ろ暗いものがあるらしい。それを知る勇気のないフォロンは、コーティを自分の許容範囲内の枠に収めようとしたのではないでしょうか。

「今日のコーティカルテは、昨日のコーティカルテじゃないって思えばいいのよ」

過去に何があったとしても、その事実や罪が消えることはない。「過去のコーティなんてどうでもいい。今のコーティが大事」というのは確かに正しい。でも、コーティ自身が過去にとらわれている限り、それを無視することはできない。二人にとって過去とは「なかったこと」にできるものではなく、きちんと向き合って乗り越えなければならないもの。

もしかしたら、その過去は二人の絆を壊してしまうかもしれない。でも、二人には過去だけでなく未来もあるんだよ。フォロンと出会う前のコーティに何があったとしても、出会った後の二人が築いた絆があるならば、それは未来へ繋がる希望になる。過去の話をしようとしたコーティを遮るように、フォロンが買ったブレスレット。それは過去を乗り越え新しい絆を作っていく二人を象徴する希望のようでした。

  • アイキャッチは毎回センスいいんだけど、今回は特によかった。誰が描いてんだろ?
  • 条件反射で靴をぶつけられるダングイスは、ちょっとオイシイかも。
  • 「信じてない・・・重い言葉ですね」プリネの言葉が重い。