テレパシー少女 蘭 第12話「蘭と三つ目の涙〜髑髏は知っていた〜」

「化け物と罵られ、虐げられたことがあるのか!」
「ある!!」

わー、なんか無条件で泣いてしまう・・・。
特別な能力を持つがゆえに迫害される、というのはこのお話のテーマであり、翠の抱えるトラウマで・・・というのは今までのお話でも散々出てきたけれど、10話を見た後に改めてみると、翠の言葉の重みが一段と伝わってくる。一度歪みかけた人間の台詞だけに、それは人の心を強く揺さぶるのですね。

そして「でも、うちは復讐しようとは思わんかった」という台詞がどれだけ救いになるか。今の翠は見つけたんだね、真っ直ぐな自分の心と、歪みそうな自分を支えてくれる存在を。

「そうだよ、あなたは道を間違えただけだよ」

・・・いや、蘭、お前はちょっと黙ってろ、な?

それにしても、蘭が霜月に説教を垂れるシーンの作画は妙に力はいってたなあ。何でこのシーンで!?