テレパシー少女 蘭 第11話「蘭と失われた村 〜髑髏は知っていた〜」

超能力は怪奇事件とも人探しとも関係ないと思うんだが・・・。

なんて言ってたらお話が作れないよね。まず警察行けよ！とかそういうことは気にしないのが、この作品を楽しむコツ。霜月は地元の権力者だから警察も手出しできないんだよ！そんなこと言われなくても当然分かるよね！？

冗談はさておき。ついでにお話もさておき。今回注目しておきたいのは、ジャンケンのシーンで翠が「凛さんと一緒のチームになれますように」と腕をねじるポーズ*1をするカット。たった１コマなんだけど、そんな翠に対して蘭が驚いた表情を見せてるんだよね。翠ほどの力があれば、ジャンケンで何を出すかなんてすぐに分かってしまうはずなのに。目がハートになるくらい凛が好きなのに、どうして確実な超能力を使わず「神だのみ」なんてするのだろうか。蘭の驚いた表情には、そういった思いが含まれてるように思えてなりません。まあ、蘭のことだから深い意味はないのかもしれませんが（笑）
ただ、少なくとも「自分の恋に超能力は使わない」という翠のスタンスが明確に見える重要なシーンであることに変わりはなく。前回の話とちょっと通じるんだけど、超能力者でありながら超能力が嫌いな翠の矛盾した感情が随所に現れてるのが面白いよなあ・・・。

• 朝っぱらからテンション高いな翠さん。
• 「お札数え競争」がギャグに聞こえないから恐ろしい。
• 麗香さん、どうみても高校生ではない声。

*1:言葉で説明するの難しいな