隠の王 第10話「ポルカ・雷鳴と雷光」

壬晴と宵風が仲良くやってる間に、雷鳴が大変なことに・・・!
どうやら雷光は弱みを握られてるわけでも操られてるわけでもなく、純粋に服部首領の考えに賛同して灰狼衆に入ったらしい。

「知ることの拒絶は、時に凶器となる」
「君はもっと人の話を聞き、人の心の動きをおもんばかるべきだ」
「そうしなければ・・・己自身の心さえ、見失ってしまう」

そんな台詞を聞いていると・・・敵である雷光の方が正しくて、雷鳴が間違っているような気すらしてしまいます。雷鳴は裏切った兄を追って、その後どうしたかったんだろう。「なぜ一族全員を殺して裏切ったのか」が気にならない訳ないのに、どうして耳を貸そうとしないんだろう。「大好きなお兄ちゃんが裏切って悔しい!」という定番のお話なのかと思っていたけど、もう少し何かあるのかもしれないですね。
雷光に心の弱さを突かれ、「侍として」死んでしまったらしい雷鳴。「黒我聞」って雷鳴の刀か。なるほど、刀を奪われたから侍として死んだということなのね。うーん。次回、どうなるのだろう。