スカイガールズ 第07話「命名、スカイガールズ」

本編の大雨洪水注意報と、テロップの津波注意報がかぶってて最初演出かと思った。見にくいよ!確かに津波注意報は大切だけど、他のチャンネルでもやってるんだから・・・。NHKだけでやれば十分じゃないのかといつも思う。
そういえば「スカイガールズ」の名前って今まで出てきてなかったのね。正式名称はソニックダイバーだったし。そのまんまといえばその通りだけど、「バージンフリート」よりは随分マシじゃないかと。
今回は航空ショーの中で、音羽・可憐・瑛花のそれぞれのエピソード。こういう構成は得てしてそれぞれのキャラクターが薄くなってしまいがちなんだけど、なんというか、今までのキャラクター作りの積み重ねと今回のエピソード単体としての構成がきれいに繋がってて、単なるキャラクターごとのエピソードを並べただけじゃない繋がりを見せてくれました。
一番分かりやすいのが瑛花と可憐のエピソード。事前に瑛花の気分を損ねるようなエピソードを単体で用意しておいて、兄を探す可憐を叱責するシーンへ。そして最後に「・・・見てくれたと思うわ」と慰めるシーンは、可憐と兄のエピソードの結末であると同時に、その裏にある「八つ当たりしてごめんなさい」という瑛花と可憐のエピソードの結末でもあったのですね。単体のエピソードながらも、テンションを一度下げて上げるという気持ちの変化の一致や、3人が一度集まることによる気持ちの同期を取ることで不思議と統一感がありました。
全体的に、ベタだけど丁寧な構成なんだよなあ。実はこのエピソードがワーム退治を決心するきっかけになってたりもするし。