2006年 ブレイクした声優さん
先日日記で触れたブレイクする声優さん2007にたいそう影響されて、「じゃあ俺は2006年ブレイクした声優さんを調べる!」と意気込んで調べてみました。最近グラフ画像から言及数を測定できるようになった*1ので、遊べる幅が広がるなーと期待していたのですが、早速使う機会が出てきてよかったです。
調査方法
キーワードの言及数グラフに近似直線を引いて、その傾きが大きいほどブレイク度が高いという考えをベースにしています。実際の作業としては
- 2006年1月〜12月まで、1ヶ月ごとのキーワード言及数を調べる
- 12個の点をグラフにプロットして、近似直線*2の傾きを求める
ということをしています。近似直線の求め方については解説に書いてみました。
結果
それでは結果です。「ブレイク指数」というのは直線の傾きになりますが、分かりやすく具体的に言うと「前月と比べて言及数がいくつ増えているか」という数値になります。例えばトップの平野綾は、毎月約63ずつ言及数を伸ばしているということになります。すごいですね。また、ブレイク指数の数字には言及数グラフへのリンクを張っています。生グラフなのでちょっと見にくいですがご参考まで。
■女性声優 | ■男性声優 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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わかってはいましたが、やっぱりハルヒの3人娘ですかー。改めて影響力の大きさを思い知らされます。しかしハルヒの影に隠れてしまいがちですが、声優という点だけ考えれば女性3位の柚木涼香、男性1位の小山力也のうたわれコンビが2006年最もブレイクしたと言えるのではないでしょうか?
5位の榊原ゆい・・・はやっぱりおとボクとはぴねす!出演が関係しているのでしょうか。正直エロゲー系は最近ほんと疎くてわかんねっす。ブレイクしたというより、向こうの業界では元々人気のあった人がメジャーに出てきて表面化してきたということなのでしょうか?
のみこは、キーワード登録が06/18で、それ以前は0としてカウントしているので出てきたのでしょうか。ただ、キーワードを含む日記を見ていると「のみこみが早い」のように使われているのがほとんどなので、微妙ではあります。
今年当たり役が多かった釘宮理恵もランクインしてました。すっかりツンデレヒロインが定着した印象ですが、釘宮理恵のツンデレといったら冒険王ビィトのリオンも忘れてはいけないですね!
えーと。あとは鹿野優以、藤田咲、藤村歩、富坂晶など今年ブレイクしそうな新人さんたちが入っていたり、Aice5効果で堀江由衣以外の(笑)全員が好景気になったりしている様子が見えるんじゃないかと思います。
男性声優は・・・訃報がらみが多い印象。ご冥福をお祈りいたします・・・。その他は、いぬかみっ!にルルーシュなど当たり役が多かった福山潤に、ホスト部の環、デスノートの月、ときメモOnlyLoveの陸と全く異なるタイプの主人公を演じ分けて知名度を上げた宮野真守が印象的。個人的には宮野真守が2006年最もブレイクした男性声優だと思います。全体的な傾向としては、女性声優に比べて男性声優は今ひとつブレイク指数が低めのようです。
参考までに女性声優のTop5についてグラフを描いてみました。月ごとにまとめている分、普通の言及数グラフより見やすいのではと思います。
1位: 平野綾
7月のピークがすごいですね。釘宮理恵とは違った感じのツンデレポジションを獲得しつつある印象ですが、個人的にはまだまだ不安定さを感じています。ただ、人気声優は必ずといっていいほど歌がうまい*3という法則があるので、その辺を考えるとこのまま高人気で落ち着くのかもしれません。それ以前に健康状態も心配ですが・・・。
2位: 後藤邑子
こちらもすごいですねー。俺はたまたまハルヒの前にも後藤邑子によく言及していたのですが、3日連続「キーワードを含む日記」が自分のとこだけ・・・みたいなこともザラでした。今となっては考えられないですけどね。
3位: 柚木涼香
ハルヒ組が7月にピークを迎えているのに対し、こちらは10月にピークが。やっぱりうたわれラジオなんでしょうねー。エンジェルリンクスとか、皆さん覚えてますか?当時は「キーキーうるせえ」とか思ってたのを覚えてます。あと、金曜アニメ館。