交響詩篇 エウレカセブン 第29話「キープ・オン・ムービン」

明かされるゲッコーステイトの立場と、それに伴って明らかになるドミニクさんの立場。今までの寸止め感が嘘のように男らしい決意を見せるレントン。そして、嘘をついて近づいた自分に対して、無防備な信頼をくれるアクセル爺さんに涙するドミニクさん。なかなか熱いドラマを見せてくれましたね。「誰がこんなピーキーに仕上げろといった!」とこないだのネタを拾ってくれたのも面白かったっす。

  • 墓、日本語!
  • あのメガネちゃんが素直にレントンに告白してれば、この話は無くなっていたのか?
  • リボンの子が久々に出てきて激萌えた。
  • レントン、恥ずかしい台詞禁止!あの恥ずかしい口説きテクニックはチャールズさん譲り?・・・ということは、実はチャールズさん追悼の儀式の一部だったりするのでしょうかね。

ちょっと混乱してきたので

普段はやらないあらすじまとめ。

あらすじ

チャールズ&レイさん追悼の儀式として、月光号の中を掃除したり、当時の料理を再現したりするレントン*1。そんな中で告げられるゲッコーステイトの目的と、エウレカの正体。「自分が普通の人間とは違うことで、レントンに嫌われるのが怖かった」というエウレカに対して「君は初めから他の人とは違う、特別な存在だった」とレントンの恥ずかしい台詞が炸裂。

一方ドミニクさんは、アドロック・サーストンを調査するために、正体を隠してアクセル・サーストンに近づく。ドミニクさんの正体に気づかず、素直に「レントンをお願いします」と頭を下げるアクセル爺さんのイノセンスと親子愛に、良心の呵責を感じるドミニクさん。地図は読めず、マシンの整備もろくにできず、情に流されやすい上に尾行にも気づかないというダメ軍人っぷりを晒すのであった。

レントンについて、ちょっと確認

今のところ(覚えてる範囲で範囲で)レントンの抱えるトラウマは次の通り・・・かな。

エウレカに嫌われたかも・・・
→これは解決。ラブラブ。
ゲッコーステイト内での居場所
→微妙だけど、今回の話で解決、かな。
ホランドとの確執
→直接対決がないので完全に解決はしてないものの、ホランド自身が「エウレカに選ばれなかった自分」を認識することで解決の方向に向かいそう。
■ 不殺
→未解決。今回の「覚悟がある」の台詞に果たして「不殺」の概念が入っていたのだろうか?多分NOだと思う。「殺さないように敵を倒せばいい」と思っているし、チャールズの死に方を納得していないし、多分彼はまだ「戦争」をはっきりと認識していないと思います。もっとも、このモチーフがストーリー上重要なのかどうかは別の話。個人的にはどうでもいいからさりげなくスルーでもいいと思ってます。
■ チャールズ&レイさんの死亡
→未解決。一連の追悼の儀式で解決した、という向きもあるかもだけど、葬式をしたからといって心の整理がつく?そういうことではないでしょう。アニメなんだから、彼らの死を通してレントンが感じるもの、学ぶものがあるはず。そしてそれは未だに語られていないはず。今回レントンが口にしていた、チャールズたちがあんな死に方をした理由、ホランドとチャールズが戦う理由が彼の中で整理され、その上で何を感じるか、だと思います。


そんな感じかな。次々と畳み掛けてくるから前の問題がわかんなくなるねえ・・・。珍しくまじめな文章書いてしまった。

追記

あ、まとめと書いてしまったけど、設定の確認を期待した人はゴメンナサイ。その辺の設定はあまり興味がないのですよ・・・。それよりも、設定の消化と情報量の多さに押し流されて、キャラの描写がおろそかになってしまうほうが心配です。

*1:ハップにはみんなの役に立つこと・・・とは言ってたけど半分はウソでしょう