銀盤カレイドスコープ 第05話「一人でデート」

2chマイメロスレかどっかで「マイメロをぴっちの後継として見ている」っていう話があったけど、なにをおっしゃる。ぴっちの後継としてみるなら銀盤以外にありえないでしょ!

高橋ナツコ、牧内ももこ、藤本義孝と脚本作画演出すべてそろっている上に、話のバカさ加減、ギャグのキレ、スケートのヘタレっぷりとかなりぴっちの雰囲気を感じさせてくれます。話もバカバカしいながらも面白いしね。ただぴっちには歌があったからなあ・・・。さすがにぴっちを超えるのはムリですね。

ぴっちファンでこのアニメを見てない人は、OPだけでもぜひ見て欲しいです。正直OPだけでこのアニメのカタルシスの80%くらい味わえますから*1

さてさて今回ですが。なんか作画は良好、ギャグも控えめながらもツボをついてくるし、全体のテンポも気持ちいい。そして、前回から少しずつ気になり始めたピートの背景を知るタズサ。そうそう、やっと気づいたんだね、タズサという感じで、「デート」に恥ずかしがるタズサとか、素直に謝っちゃうタズサとか、タズサの魅力も存分に味わうことができました。

今まで自分のことしか見えていなかったタズサが、こないだの選手権をきっかけに少しずつピートのことを知りたいと思うようになる。そして、ピートが「死んだ」という事実を実感して、自分の無神経さを反省するタズサ。この序盤で一番見たいと思っていたエピソードを、ちゃんと作画がよくて演出もいい回に持ってくる。うーん、すばらしい。迷子の使い方も実に絶妙。ただのネタアニメだと思っていたけど、段々普通に面白いアニメになってきたんじゃないでしょうか。今後も楽しみ。

しかし、子供の前とはいえ、いきなり踊りだすタズサはおかしいと思います。

追記

川澄綾子は好きじゃないので、1話の感想でも川澄綾子じゃないほうが・・・みたいなこと言ったけど、こうして見てくると川澄綾子以外には考えられない。個人的にはかなり川澄綾子の株がアップしたかも。正直見直したよ。いいじゃん、川澄さん。

*1:ももこ神の作画はうれしいけど、OPで笑顔見せちゃったらいかんでしょー