こいこい7 第06話「熱血闘魂・鬼軍曹どのっ!制作進行サクヤさんです〜」

妙にリアルなアニメ製作現場。こういう楽屋落ちは基本的に好きじゃないんだけど、身近ながらもなかなか知らない世界ということもあって結構楽しかったなあ。肝心のドラマ部分は面白くない、というかドラマなんて全然なかったけど・・・。

しかし、今までアニメ製作をネタにしたアニメは結構あったけど*1、ここまでリアルな描写をしたアニメがあっただろうか?視聴者が100%オタクだという確信と、こいこい7なら大抵のことは許されるだろうという確信がないと、ここまで徹底するのは無理だろうなあ。全く恐ろしいアニメだよ。

こいこい7とか関係なく、普通にアニメ製作の現場として面白かった。本職の人が見たら、この話ってどうなんだろ?ニヤニヤするのか、「んなわけあるか!」っていうのか。でもさ、一般のアニメファンには全く興味のない話だろうなあ・・・。いわゆるオタク層にしか受けないだろう話を、潔い割り切りと揺ぎ無い確信で作ってしまう。全く恐ろしいアニメだよ・・・。

  • 「ここで「ピー(こいこい7)」や「ピー(こいこい7)」みたいなアニメを上映したら・・・。」
  • やる気のないヒフミに萌え。
  • いわゆる線撮りを「色のついてないフィルム」というミヤ様、この辺も妙なリアルっぽさを感じるんですけど。実際のところどうなのかな?

追記

線撮りについては
http://anirepo.exblog.jp/720965
この辺とか詳しいっぽい。「色のついてない・・・」の話は
http://www.ufotable.com/cosmos/diary/d0005.htm
5月27日の日記とかで話題になってます。
今回の作業の流れとかは
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Cell/9614/animator/sec01-3.html
とか
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-White/9717/nc-anime.htm
を見るとわかりやすいかも。勉強になるねえー。

動画枚数8624枚というのは多いのか少ないのか?
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/roito/graduation/chapter1/chapter103.htm
http://www.ntv.co.jp/ghibli/web-as/01_talk/ohira01.html
とか見ると、20分強のTVアニメで大体1話あたり3000枚、OVAで大体その倍が相場らしい。ところで下の大平晋也のインタビュー、Nセルってすごいな。どうやって撮影したのやら。
http://www.geocities.jp/trivia_in_anime/anime_2.htm

最高Jセル(セルを10枚重ねること)まであったが
透明とはいえセルを10枚も重ねると一番下のセルに何が描いてあるのか
見えなくなってしまったらしい。

当時、Jセルはアニメ史上一番多いセル重ねと聞いている。

プロジェクトA子は、大平晋也がNセルまで挑戦したらしいが、
これは使い物にならなかったのか、お蔵入りしてしまったらしい。

愛おぼではカメラを3台壊したとか・・・。うろ覚えですが。

と、そんな感じ。素人の俺に調べられるのはこの辺までかな。

*1:最近だとケロロ軍曹とか