舞-HiME 第14話「ねらわれる学園」
おおー。すげー。シアーズ、力技にきましたね。
わけのわからないまま謎の施設軍隊に占拠される学園。何でもありだと思ってたこのアニメだけど、まさか軍隊まで出てくるとは。学園に出てくる軍隊にちゃんと違和感を感じることができたのは、ギャグパートでさんざん学園モノを印象付けてるからなんでしょうか。抵抗したのがヒメ(と遥)だけってのが笑える。
- 石上先生は何か知ってんのかね?
- 会長は何か知ってんのかね?
- ましろたん、早っ!・・・って人形か。
- 冥府の女王。
- ましろと凪とアリッサお嬢様はオーファンを召還できるらしい。
- 晶きゅんは地下神殿に行かなくていいんですかね?
命*1の危機も恋愛レベルでしか捉えられない詩帆がちょっと癇に障りましたが、「あなたたちさえいなければ」って台詞は確かにそうだよなあ。ヒメ視点だけじゃなくて、一般人の視点も描いてるのはよいね。
次回予告。シスターとユキノンがヒメって、みんな知らないんじゃないか?っていう疑問に答えてくれてしまった。まあ、このアニメがそんな初歩的なミスを犯すわけもなく。萌えはほんと遠くなりましたなあ・・・。死人は出るわ軍隊は出るわ、もはやだれもこれを萌えアニメとは言わないでしょう・・・。
追記(今年はちゃんとリンク張ることにしました)
http://d.hatena.ne.jp/maspro/20050107#1105062481
やっぱり今まで物語の魅力を、毎回新能力者登場の誰がっていう手管ぶりと、その能力表現に頼ってたり、なつき弄りとか、命の野生ぶりとか、詩帆のベタベタとか、キャラに頼ってて(それ自体は悪いこと無いし、それさえできない作品が多いわけだし)、そこから離れていざ物語回しをしはじめると、そっちの手管はそんなに上手くはない(平均点?)のが露呈してきたっていうか。
うぐぅ、確かに。最近はいろんな意味で普通のアニメになったなーとおもいます。
ストーリーを主体にして動かすとキャラが弱くなるのはしょうがないんじゃないかなあ、とフォローしてみる。今までみたいな群像劇にしないでヒメを一か所に集めたのも、キャラものから脱却して一つのストーリーの結末に向かう布石のようにも見えます。
追記2
http://d.hatena.ne.jp/seemad/20050106#p5
どうやら漫画版と違って遥ちゃんはヒメでない様子。
ギャー!何も見てない何も見てない*2!
・・・その上に書いてある感想は面白い。やっぱストーリーを優先させると小ネタが減るねえ・・・。