あの夏で待ってる 第05話「先輩はヒロイン。」

夏休みが始まり、脚本監督檸檬先輩で映画を撮るよ!サブタイ通りイチカ先輩はヒロイン役で、地球に来た宇宙人という設定らしい。先輩の秘密を知ってか知らずか、食えない人だな檸檬先輩。

行きがかり上・・・という名の予定調和でヒロインの相手役になった海人くんとイチカ先輩。イチャイチャしやがって!素晴らしいもっとやれ!先輩の見たい風景をちゃんと考えてる海人はいい奴だよね。そんな海人にキュンときて「このーこのー」とかやってくる先輩、微妙にウザい!かわいい!もっとやれ!!

・・・っと先輩のかわいさを堪能するほど、柑菜ちゃんが追い詰められていくのが辛いなあ。いい子で、ずっと海人が好きで、そんな普通の女の子が経験する、普通の恋の痛み。大雨の天気が柑菜の心だとすれば、雨上がりの夕焼けは再び訪れるいつもの日常、だったはずなのですが。

哲朗の野郎が最後にすごいネタバレした!あのオシャベリメガネ!どーすんだ、これ。

まあ、このまま柑菜ちゃんが自分の気持ちを押し込めたままなら海人は先輩とくっ付くのだろうけど。でもそこから踏み出すかどうかを決めるのは柑菜であって、お喋りロン毛メガネ野郎じゃないはずでしょ。大体だね、Aパートで海人と先輩をくっ付ける後押しをして、Bパートでそれを壊すような事をして、何なの。

何なのと言えば、北原美桜ちゃんも何なの。何で自宅ですっぽんぽんなの、AVの撮影なの?・・・じゃなくて、哲朗をけしかけて何がしたいの。人の気持ちを影から操るような事をするな。自分の手を汚さずに恋心を始末しようなんて、やり方が汚い。

柑菜ちゃんの恋心も、嫉妬心も、この年代の子なら普通に感じるモノで、普通に乗り越えるモノで。それを美桜とメガネのコンビが無駄に引っ掻き回してこじらすかと思うと、どうにもこの2人を好きになれそうにないな。