C3−シーキューブ− 第01話「布団に移るものを知らない」

視聴前チェックは[http://d.hatena.ne.jp/kkobayashi/20111029/p1#04:title=こちら]。


主人公の夜知春亮の元に謎の箱が届けられる。なんと、その箱はフィアという女の子で、主人公の父・夜知崩夏に言われてこの家にやって来たらしい。フィアは人の呪いの感情が人格を持った存在らしい。そして春亮は呪いを受けない特集体質らしく、家には浄化効果があるらしい。そんなわけで、フィアの呪いを浄化するために善行を積んで行くよ!

……という話かな?

設定はシンプル、メインの登場人物は3人だけという、こじんまりとした滑り出し。背景の紹介は最低限にして、とにかくフィアを可愛く見せよう!という素直な演出はなかなか好きかも。ややあざとすぎる感もあるのですが……それは後のギャップへ繋がる伏線なのか、それとも今後の萌え萌え展開の序章に過ぎないのか。

フィアさん。呪うぞ!薄い名雪みたいなキャラデザがかわいい。子供っぽいツンツン加減もラブリーですなあ。そして、しまぱん。まさにパーフェクト美少女。田村ゆかりの安定感もすごい。

しかしフィアさん、ただかわいいだけのヒロインに田村ゆかりをわざわざ起用するだろうか?言っちゃアレだけど、ストレートにフィアのかわいいさを引き出すためなら、もっと若手を起用しても良さそうなんだよね。何か仕掛けが用意されてるんじゃないかなあ……。呪いのアイテムだけに、ラスボス的な感じになるとか。もしくは素直な読みとして、浄化されたらフィアは成仏して消えちゃうんじゃないの?という心配はあるよね。

村正このは。フィアのカウンターとなる幼なじみキャラやね。怒ると鍋が切れたりするし、苗字が村正だし、やっぱそういうことなのかにゃあ……。フィアを見て「私が来たときを思い出す」的なことも言ってたし。

今後は呪いのアイテムと称した萌えっ子が続々やってくる展開になるのかな。で、フィアの出生の秘密が大きな謎に……みたいな。

キャラはかわいいし、作画もキレイだし、緩い気持ちで見れそうな作品ですね。とか言って超シリアスになったりして……。