R-15 総感

グダグダと続いていたように見えて、終わってみれば何気に良く出来てて大きな破綻もなかったような。特にラストエピソードで、丈途くんが好きな女の子をオカズにするという男子最大のタブーを乗り越える辺りは熱かったなあ・・・。こんなバカみたいなキャラクターと設定を投げつけられて、それでもちゃんと物語を構成してしまう名和監督はすごいですね。

しかしまあ、どうにも投げやりなキャラクターの弱さというのは最後まで気になったかな。天才なのは分かったけど、だから何?みたいな。もう少し女の子たちの内側を掘り下げるエピソードが見たかったかな。まあ、この手の作品にしては珍しく、丈途は吹音ちゃん一筋だったので仕方ないといえば仕方ないのかな。

声優の話。「日常」がエース声優の選りすぐりだとすれば、本作品はエース声優のワゴンセールとでも言うべきチープさ、十把一絡げ感。名前が全然覚えられなくて非常に難儀しましたよ・・・。合田彩が主役、月宮みどりですらメインヒロインから外れた位置ですからね。すごい。

しかし、それがまた作品のB級さと絶妙にマッチしてて作品の味になってました。もちろんダイヤの原石があるのかもしれせんが、今の段階では野趣溢れる味わいを楽しむに留めておくことにします。5年後くらいにWikipediaを見返して「あー、この子、R-15に出てたのか!」みたいな楽しみ方ができればいいな。

あ、EDは大好きでした。チビキャラもかわいいね。

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ぽぽぽん、ぽぽぽん、ぽぽぽぽぽぽぽん、いえーい♪