Rio RainbowGate! 第01話「ゴッデス オブ ヴィクトリー」

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原作、というか元ネタはパチンコ屋を通りかかるときに看板で見るくらいしか知らなくて、そもそも原作にストーリーやキャラクターが設定されているのかさえ知らなかったり。

そんなわけで、勝手に何となくアダルトでハードボイルドっぽいものを想像して見ていたら、思いのほかライトな作りでびっくりしたよ。

お話としては、ハワードリゾートというホテルにやってきたミントが、「勝利の女神」と噂されるリオに一目ぼれしちゃうという回。キャラクターや設定の紹介から、リオがギャンブル勝負するという物語の大まかなフォーマットを解説するという手堅い構成。ミント視点で語られていたおかげで話も見やすく、リオが魅力的なんだっていう部分もそれなりに納得感があったように思えますね。

大富豪の孫娘であるミントが大切にしているぬいぐるみを狙う謎の男・オーリン・ダンヒル。てっきりミントの背景には大きな秘密が・・・!という展開と見せかけて、実はただのぬいぐるみマニアだった!なんだそれ!!

リオがオーリン・ダンヒルとギャンブルで対決するシーンも、何かスゴイ能力があるようでいて意味の分からないイメージシーンだし。リオはギャンブルに使う道具の心が分かる的な能力があって、オーリン・ダンヒルの方もクイーンを引き寄せる力があって、その力同士の対決という話だったのかな?それとも、アレは純粋なイメージであって、水面下で何かテクニカルな駆け引きが行われていたということなんだろうか?

色々と伏線があるように見せかけて全部肩透かしを食らってしまったような初回でした。どう考えてもこれは意図的に外しを入れたんだと思うのですが、これは「このアニメはそういう作品なんですよ」というサインと受け取るべきか、今後起こるであろう大きな事件の前触れと受け取るべきか。キャラ紹介のページも何だか意味深なようで、そうでもないようで・・・。

ううーん、なんともつかみ所のない作品ですね。

ストーリー以外の話。ヒロインのリオちゃん、クールビューティーのようでいて「お客様のため」と言われればエッチな格好もしてしまうような天然っぽいところもあったりして。この子の能力が、本当に超能力なのか比喩的なものなのか、イマイチ分からないけど気にしなくていいんだろうか。個人的には、リオにだけオッパイにピンクのカゲが入ってるのがすごく気になるぞ・・・。

あとはイルとエルの姉妹(?)。内田彩の出番が多くてうれしいな。元気っ子のエルと無口キャラのイルの組み合わせがお得な感じ。この内田彩、好きかも。