おとめ妖怪 ざくろ 第02話「あか、煌々と」

いざ妖々と2話目。

今回は、ホテル(西洋風の宿泊施設)に妖人が出るということで調査に出かけるざくろたちのお話でした。お話そのものはオーソドックスな妖怪モノではあったのですが、初回の人間関係や背景が少しずつ掘り下げられていくのは面白いです。

相変わらずヘタレで、ざくろくんに蝋燭なんかあげちゃう総角ですが、妖人が怖いなりにもちゃんと理解して好きになろうとするのはイイ奴だね。ざくろも、牛乳は嫌いと言いつつサイダー(?)は好きというのは妖人と人間の境界線にいる彼女の微妙な立ち位置を象徴してるように思えます。

差別主義者のホテルのオーナーに始まり、ざくろや総角の小さな変化に至るまで、戦闘シーンよりも人間と妖人との溝を強調しているような印象を受けます。異種族が仲良くなるきっかけとしての恋、というのも王道なテーマであるのですが・・・。どうなっていくのかな。

ま、そんなことは置いといて。今回も面白かったですね!総角にツンツンしつつも気になっちゃうざくろたんが可愛すぎる!そして、ラストに出てきた陸軍中尉・花楯鷹敏にときめいたりして!どんだけイケメンに弱いんだ・・・。花楯みたいなイケメンでイイ奴で非の打ち所が無い、みたいな人は大抵悪者になるんだけど、妖人省の立ち上げにも関わってるらしいし、ホントにイイ奴なんだろうか・・・。

  • お風呂上がりのざくろもカワイイ。日中の和服で決めた姿と、リラックスした夕方の姿とのギャップもまた趣深いです。
  • ゾウの手でお茶を飲もうとする雨竜寿さま・・・。
  • 雪洞と鬼灯の区別が当然のように付く花桐は声オタに違いない。人の髪型をチョロギ呼ばわりしてるし、見た目の造形にはあまり頓着しないタイプなのかもね。