ジュエルペット てぃんくる☆ 第03話「ラブラのひみつでドッキ☆ドキ!」

初回からずっと、このアニメには毎回泣かされているような気がする・・・。特にお涙頂戴って盛り上げ方ではないんだけど、丁寧に積み重ねたキャラクターの思いが重なる瞬間のカタルシスというか、純粋な思いの美しさというか。少しずつ溜まっていった感情がラストシーンで自然に溢れてくるような、そんな感動があります。特別なことなど何ひとつしなくても、ちゃんと人は感動できるんだよね。

基礎中の基礎であるらしい、物を動かす基礎魔法・ラングーラ。この魔法シーンでも、初めて使う魔法のドキドキ感、センス・オブ・ワンダーとでも言うべき不思議なワクワク感がすごく伝わってくるのがよかったなあ。これだけアニメ見てたら魔法なんて日常茶飯事に思えてくるのに、それでもあかりに感情移入してるだけで新鮮なドキドキが何回でも味わえる。それはとてもステキなことです。

お話的には、あかりとラブラがパートナーになるお話。そうか、パートナーって1匹じゃなくてもいいのか。どことなくプリキュアアレを思い出してしまいますが・・・ウザイばかりのアレと比べて、ラブラは超かわいいな!「ぷーんだ」とか言ってむくれるところとか!

「わたしも、ひとりだと魔法は使えないの」
「でも、ルビーがいると楽しいし、勇気がわくし、魔法も使えちゃう」
「ラブラが一緒なら、きっともっと楽しいよ。たっくさん勇気がわいてくるよ」

魔法に憧れながらも、どこか諦めてしまっているラブラは、まさに昔のあかり自身。あかりのそばにルビーがいてくれたように、今度はあかりがラブラのそばにいたい。そうすれば、きっともっと楽しくて、勇気が湧いてきて、今よりずっとステキな未来になるよ。