聖剣の刀鍛冶 第08話「出立 -Resolution-」

セシリー強えええ。お供の3人を切り捨て、シャーロットを張り倒し、仁王立ちする姿は鬼神のようだ・・・。

冗談はともかく。「私は頭が悪い!」とか開き直っちゃったセシリーたんには誰も勝てないわ。前回の戦いを踏まえたうえで、セシリーが騎士としても少しずつ成長している姿が見られたのはよかったな。

母を失い、国を捨て、軍国へ落ちるシャーロット。それでも「生きろ」というセシリーは、安易な死を排除したという意味で最も厳しい選択を強いたのかもしれません。だからこそ、自らも傷つき血を流すことでしか、その思いを伝えられなかったのかなあ・・・。

ご都合主義でもいいから、慎ましくも幸せなシャーロット一家のその後を見せて欲しい。「大事な家族さえいれば毎日ハッピー♪」なんて理想で世界が回っているのなら、そもそもこんな問題は起こらなかったはずなんだ・・・。だからこそ、シャーロットの幸せを祈らずにはいられないのです。