聖剣の刀鍛冶 第03話「魔剣 -Sword」

ほとばしる肉汁!

・・・いや、なんか妙にツボに入ってしまったので。豊崎愛生は、ときどき何気ない一言がとんでもない破壊力あったりするからなー。


さて。セシリーが護衛を担当することになったのは、アリアという若い女性の姿をした魔剣だった。アリアの存在はリサと近いものらしい。ということは、リサも何らかの霊的な存在ということか?そして、ルークが探しているという「神を殺す剣」というのとも関係しているような。

アリアやリサとご飯を食べたりして和んでたところで、再び敵襲。今度こそ市民を守ろうと頑張るセシリーだったが、悪魔に体を乗っ取られた人間を斬ることができずにレジナルドさんに助けられてしまうのでした。

セシリーは口ばっかりで全然いいところがないな・・・とかヒドイことも思ったりしてしまうのですが、この子は初めから完成された主人公じゃないのだからしょうがない。

それに、セシリーは口だけじゃなく、実際に騎士として市民を守ろうと行動してる。その思いに嘘はないんだけど、思いの強さゆえに人を傷つけることを恐れてしまう。そんな自分の弱さを知りながら、それでも前に進もうとする強さこそがセシリーの魅力なのですよ。この先の成長を、ゆっくり見守っていこうじゃありませんか。

  • セシリーさんたちの食べ方が、生々しいというか・・・きたない(笑)。そういうのも魅力ではある。
  • レジナルドさん、アリア、そしてセシリー。「剣」というものが象徴するイメージの違い、というのもテーマのひとつなのでしょうね。
  • セシリーが陰の努力をしてる・・・みたいなシーンがあれば、もう少し多くの共感が得られたのかも。飲んで食ってるだけだからなあ・・・。セシリーを叩いてる人、結構いるんだろうなあ・・・。

追記

奇麗事で世界を救う、みたいな話自体に今更興味はない。セシリーの思いがどこへ向かうのか、そしてどのように変わっていくのかを楽しみにしたい。その結果「奇麗事で世界を救う」になったとしても、それはそれでよし。