しゅごキャラ!! どきっ 第102話「夢のたまご、なりたい自分。」

最終回。

御前=ひかる君がキレイな石を探していたのは、失ったこころのたまごを無意識に求めていたらしい。無くしたことに気づかなくても、それが「キラキラ光る何か」であったことは覚えていたのでしょうね。この辺の、御前が石を求める理由が明かされるシーンは中々・・・。

しかし、専務はどうなのよ・・・。孫にきれいな石を上げたくてエンブリオを探すって、普通に考えれば「そんなことのために」ってヤツじゃないですか?そんなことのために多くの人を苦しめてるのは、どう考えても狂気の沙汰ですよ。ここで問題なのは専務の動機がショボイとかではなく、彼をそこまで狂気に走らせた原因は何だ?ということでしょう。

「どきっ」全体にいえることなんだけど、キャラクターが全然掘り下げられてなくて、薄く見えちゃうんだよなあ。ここまで引っ張ってきたイースターを巡るあれこれが、こんなもんだったのか・・・とは思わせて欲しくなかった。

ところで、最後のあむちー。

「あむちゃんはイクト兄さんのことが好きなの?」

「唯世君って、かっこよくて、みんなの憧れの的で・・・。だからあたしも、自然に唯世くんに憧れたんだと思う」
「でも今は、憧れじゃなく・・・唯世くんを唯世くんとして見られる」

・・・質問に答えてない!なんという悪女!これはこれで、「女の子」として成長したということなんだろうか・・・?