大正野球娘。 第11話「そゞろに胸の打ち騒ぐ」

松坂さん・・・。あれほど頑張ったのに切なすぎる。小梅は何もしてねーじゃねーか!

このアニメはこういう間の取り方が最高に面白いなあ。前回の枕投げシーンでの雪さんの笑顔とか。

さて。いよいよ朝香中との試合本番!だけど、小梅は親バレで勘当、晶子さんの方も同じく部屋に監禁・・・と、何とも歯切れの悪い開始に。大口先生も最後まで櫻花會を認めてくれなかったし。

たとえ誰にも祝福されなかったとしても、みんなで頑張って掴んだ勝利には意味がある。でも、できることなら、両親や先生といった部外者の心を少しでも動かすものになればいいね。小梅の父が「嘘をついたこと」に怒っていて、「野球をするな」とは一言も言っていなかったのは、次回の伏線と思っていいんだよね?

試合自体は驚くほど善戦、というかリードしてる!3話の惨敗から成長してるよ・・・。中学生ってのは、男子と女子が体力的に対等な勝負をすることができる、ギリギリの年代だと思うのです。晶子さんは打たせて取るピッチングだし、サイドスロー&魔球の組み合わせだと、初戦はかなり有利ではないかと。加えて朝香中のことは研究ずみの櫻花會に対して、向こうは全然情報を持ってない。不意打ちに近いとはいえ、もしかしたら勝ってもおかしくないんじゃない?というリアリティーをかろうじて保ってるのも面白いですね。