しゅごキャラ!! どきっ 第95話「りまとやや、真珠の絆!」

にゃあああああああああああ!!

・・・どうやら最近のアニメ界では奇声を発するのが流行ってるようです。調子のんな池田ァ!


というわけで今回。理事長が作った謎の地下室に閉じ込められたりまとややが、仲良し百合姉妹になるお話。って、なんというシュールなあらすじ・・・。前回に引き続きややがメインなのですが、前回の意味不明なお話とは違って、ややの「赤ちゃんキャラ」を踏まえつつ、それによってりまの母性を引き出すエピソードに仕上がっていました。あむと一緒にいると、どうしても妹キャラに見られがちなりまだけに、ややという年下の「赤ちゃんキャラ」との絡みは意外なほど新鮮でしたね。

最初の方はりまを励ましたりして元気だったのに、段々と不安になっていくややがリアルに子供っぽくてよかったなあ。この子の子供っぽさは確かに短所ではあるのだけど、それを否定することなく受け止める作品の懐の大きさというか、それを生かしてちゃんと物語にしてくれるのは好き。

ただ、真珠のエピソードはイマイチよく分からなかった・・・。

「そうやって考えたら、やや分かったんだ」
「誰かに傷つけられちゃっても、貝さんは真珠を作れるんだって」

「真珠を持ってても、それがどんなにきれいかって分からないと思うんだ」
「誰かに見つけてもらわなきゃさ」

・・・で、何?

心の中に痛みを持っていても、それが真珠のように美しい光を出すことだってある。自分では見えないけれど、そんな輝きを見つけてくれる人がいるのは、とても幸せなこと。

・・・好意的に解釈すればこんな感じ?

りまの抱えるトラウマは辛いことだけど、それを乗り越えた今の輝きを、ややはちゃんと見ているよ・・・ってことでしょうかね。もう少し拡大解釈すると、ガーディアン同士の絆にも同じことが言えるということかな。

そう考えると、しゅごキャラってのは「なりたい自分」というよりも、むしろトラウマの投影なのでは?・・・っと黒い方向に考えが及んでしまうなあ。いかんいかん。

追記

ややの話は抽象的過ぎて分からん。りまたんの真珠を愛でてあげるよ・・・みたいな。何だそりゃ。