大正野球娘。 第03話「娘九つの場を占めて」

小梅さんナイスキャッチ!

ヌルヌル動く作画から始まった今回。アバンタイトルが象徴するように、今回は作画の説得力がお話の盛り上がりを高めてくれました。

前半の練習シーンはキャラクターごとの上手さが*1ちゃんと作画に出てるのが印象的。バットの振り方とか、ボールの投げ方とか、野球のヘタな子をリアルに描くってのは難しいだろうなあ・・・。さらに、Aパートの中でも少しずつ上手くなってるところまで表現していたのはもう脱帽するしか。

で、Bパートはいきなりラスボス・朝香中と練習試合。こいつらがまた上手い!いくら小梅たちが練習したっていったって、所詮はシロウトの付け焼刃だということを思い知らされるわけですよ。この圧倒的な絶望感といったら・・・。「あ、たとえギャグアニメだったとしてもこれは勝てないな」と思わせたのは、男子野球部で全国を目指して練習してるっていう説明だけじゃない。どんな説明よりも、たった1カットの投球シーンが何よりも証明していました。

そんなわけで、作画で見せる演出を堪能させていただいたわけなのですが・・・お話自体はシリアスな方向に進んでいくようで。桜見鏡子さんが泣き出すのは心が痛むな。「巴と一緒にいられればいい」というだけでなく、彼女なりに野球部のことを思っていたんだね。

キャラ紹介ページの、晶子さんの華麗なフォーム。これがアニメ本編で見られる日は来るんだろうか・・・。

*1:というか、ヘタさが