初恋限定。 第04話「世界の誰より大好きな」

おにいちゃんだいすき、別所小宵さんのお当番回

少々この作品との距離の取り方に戸惑うなあ・・・。真面目な恋愛モノだと思ってたけど、そういう方向なんだろうか?アメちゃんをあげたくらいで惚れちゃったり、現実ではありえないほどお兄ちゃん大好きだったり・・・。

そういう意味では、実写パートの豊崎愛生に感想を全部言われちゃいましたね。ギャルゲーアニメなら全く気にならないレベルなんだけど、作画も演出もわりと上品に描かれてる本作品でやられると違和感ありまくり。ネタ的には面白かったんだけどなー。決してつまらないって訳じゃなくて、何とも不思議な感覚だったのでした。

異常なほどお兄ちゃん大好きな小宵。この年でそれはちょっと・・・というくらい度を越してる感があるのだけど、兄の裸を恥ずかしがったりしてないし、「二人きりの夜」に対して性的なニュアンスを感じてないようだし、本人の幼さと相まってギリギリ家族愛の範疇に収まってるのかな。片足出てそうだけど。

この辺の、外面的年齢と内面的年齢の各過程における兄への好意を巧みに描き出した(というより描き分けざるを得なかった)シスプリは、今考えると名作だったのかもなあ。同じボーダーラインでも可憐と咲耶じゃスタンスも覚悟も全然違ってきてる*1し。

*1:シスプリというフレームワークを点として考えれば本質的に違うのだけど、線として考えると延長線上に存在しうるのも興味深い