けいおん! 第01話「廃部!」

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てっきりエロゲー原作だと思ってたら、ひだまりと同じくまんがタイムきららだったとは。って、エロゲーのほうは「ぶらばん!」でしたね。失礼失礼。あすみんがCMで紹介してた通りなら原作は4コマらしいのですが、それを感じさせない1つのストーリーとしての流れがありました。

ストーリーといっても、平沢唯さんが「軽音部=軽い音楽(口笛とか)」と勘違いして入部してしまう、というだけのお話なのですが。かといって、緩いだけの作品というわけでもなさそうで。「高校生だから何かやらなきゃ!」という唯の意気込みや、「ヘタクソだけど何か楽しそう」という軽音部の雰囲気は、等身大の高校生をリアルに描き出す・・・というよりは、過ぎ去った青春のノスタルジーを感じさせます。

女の子+楽器は「ハルヒ」から、ゆるい学園コメディは「らき☆すた」から、リアルな生活描写は「CLANNAD」から・・・という京都アニメーションの流れがあるのは分かってるつもりなのですが、どうにもこの雰囲気は「まなびストレート」を思い出されてなりません。エッジの効いたアニメスタジオがオリジナル*1を作ると、概してこんな風になるものなんだなあ・・・とよく分からないことを考えてみたり。

その辺はおいといて。まずはOPがいいですね!このOPはかなりお気に入りな感じ。軽音部の4人が歌ってるという演出も憎い。キャラクター紹介のところでヘンな枠*2が入る演出がかわいくていーなあ。本編を見てからもう一回OPを見てみると、あの唯がギターを自由自在に・・・!と不思議な感慨を覚えてしまいます。

唯といえば、天然な小動物系のキャラクターが豊崎愛生に合いすぎ。はまり役すぎる・・・。アニメの人気次第では今年ブレイクするかも。あとは、まともに演技するのを聞いたのは初めてだったりする寿美菜子。「琴吹」紬だから、というのは安直すぎるキャスティングでは・・・。声質はそれほど好きじゃないし、演技もイマイチなので、当面はノーチェックな感じかなあ。

まあ、キャラクターで一番好きなのは澪なのですが!黒髪パッツン萌え。日笠陽子って、スケッチブックのカメラ少女・根岸みなもちゃんだったのか・・・。全然声覚えてないけど!

なんかダラダラ書いてたら妙に長い感想になってしまった。世間の評判に踊らされてるようで悔しいけど、やっぱり面白いわ。

*1:4コマ原作は、世界観だけを借りたオリジナル作品が作りやすい土壌だと個人的には思うですよ

*2:ひどい(笑)