喰霊-零- 第09話「罪螺旋」
黄泉お姉ちゃんが大変なことに・・・!
前回の感想でも書いたのですが、黄泉が初回のようなことになってしまった最後の一線は、やはり冥を殺してしまったことにあるんだよなあ。自分の体が動かなくても、紀之が離れていっても、たった一つだけでも大切なものがあるのなら、それが黄泉を正気に留める絆になったのだけど・・・。
『もう私には構わないで』
『神楽は神楽の人生のために生きなさい』
『私のために、自分の時間を無駄にしないで』
「・・・そんなこと考えてた?」
言葉なんて無くても二人は心で通じ合ってる。そんな神楽だからこそ、黄泉の犯した罪にも気づいてしまった。
「黄泉は、憎しみで人を殺したりなんかしない」
憎しみで人を殺すということは、愛で人を殺すということ。神楽もいつか気づく・・・いや、近い将来必ず気づかされる。純粋な愛だけを受け取って育てられてきた神楽には、神楽の憎しみの裏の奥深くに潜むモノを見通すことはできなかったのかな。
「本当の苦しみは何だい?」
「本当の憎しみは何だい?」
「そう、君を不幸にする全てさ」
・・・・・・お前だよ!
- 携帯やポッキーのような小道具の使い方が。
- 水原薫の声の出ない演技がすごかった。怖い・・・