今日の5の2 第07話「カチマケ」「ウチアイ」「ホンヤ」「サンキャク」

第二次性徴の始まる11〜12歳という年齢設定がこのアニメ最大の魅力であり、最高に変態な部分なんだよなあ。

男の子と女の子の間に身体能力の決定的な差が見られる直前で、ジェンダー的な境ができるかできないか・・・くらいの曖昧な時期で。いつか自分が女の子であることを自覚せざるを得なくなったとき、ナツミは何を思うんだろう。

彼女を見ていると、どうも性差に対してモラトリアムを決め込んでるようにも見えてしまって。自分の意思ではどうにもならない性差を突きつけられるときが、そして、そこに逃げ場は残されてないと思い知らされるときが、いつか必ず来るわけで。変わらずにはいられない自分の心と体を見つめて、ナツミ自身はどのように変わっていこうとするのか、または変わらずにいようとするのか。

・・・なんてことを考えると朝っぱらから妙な気分になってきますね。