true tears 第08話「雪が降っていない街」

回を重ねるごとに感想書くことも無くなってくるのですが、その分お話に集中できるのはよいことですね。情報が整理されてきたということだ。
乃絵と眞一郎は、着々とデートを重ねて仲良くなっているようですが・・・この幸せも長くは続かないんだろうな、と思うと切なくなってきます。眞一郎はやっぱり比呂美のことを気にしてるし。比呂美がダメだから乃絵、なんて思っているのなら絶対許さないんだけど、乃絵のことが好きな気持ちも嘘じゃない。

「みて」
「私の向こうに、何が見える?」
「私、眞一郎にはいつも空を見ていて欲しい」

乃絵にもらった強さや温かさは真実なのだから・・・。それだけに、今後の二人を待ち受けているであろう悲劇を思うと辛いです。

「眞一郎の晴れの姿と、絵本」
「冬の終わるころには、きっと、見れるよね?」

見れる・・・よね?乃絵は眞一郎の晴れ姿も、絵本の完成も、ちゃんと見れるよね?
一番大変な比呂美さん。好きな男は自分以外の女と付き合うことになり、自分に向けられた憎しみをそのまま乃絵に向けてしまう自己嫌悪に陥り・・・ひどい悪循環。比呂美さんがどんどんイヤな女になっていくよ。憎しみの連鎖ほど悲しいものはない。比呂美だって知ってるはずなのに、どうして自分の気持ちは思うようにならないのでしょうか。

「自分の気持ち、理想通りにコントロールできたら、どんなに楽か知れないさ」

そうだよね・・・。

あと、お話と全然関係なく大変なあいちゃん。この子は、ほんと、ただ振られただけだよね・・・。かわいそうだ。