狼と香辛料 総感

わっちかわいいよわっち。

商売を扱ったお話、というのはラノベ的には珍しいのかもしれないけれど、ラノベよりも福本伸行とか青木雄二とかの方に親しい身としては、別に商売ネタ自体に驚きは感じなかったかな。
それよりも、中世ヨーロッパ風の世界観に、ホロみたいなアニミズム的スピリッツを持ち込んで、ファンタジー風味に仕立てた舞台の方に興味が行ってしまいました。ホロの廓言葉とかもそうだけど、とにかく「好きなもの全部入れてみました」というメチャメチャな設定なのに自然に受け入れてしまえるのは、作りこまれた世界観とラノベというジャンルの器の深さなのかな。
何より、ホロがかわいすぎる！人気の割には地味な作品だなーとは思うのですが、ホロかわいいよなあ・・・。口調の中毒性とか、尻尾を振る仕草のラブリーさとか、世間ズレしているように見えて生娘のような反応を見せたりとか、いいよね！ただ、一緒に旅をしたいかというと・・・遠慮しておきます（笑）