純情ロマンチカ 第04話「案ずるより生むが易し」

うーん、今まで気づかないふりをしてたけど、もう我慢できない。
登場人物がデフォルトでホモだろうと、毎回射精シーンがあろうと、性別なんてポテトチップスみたいなものだろうと、全て俺は受け入れられる。しかし・・・「てんてー」という言い方だけはどうにも受け入れられない。ついでに言えば、宇佐見のことを「うさぎさん」と呼ぶのもダメだ。この辺の痛さをも受け入れて、初めて作品が理解できるのかもしれないが・・・。どうしたものか。
と、吐き出してスッキリしたところで今回。宇佐見に近づく女・相川絵理に嫉妬する美咲。美咲くんが女の子ならベッタベタの少女漫画なのに、主人公を男にするだけでこれほど新鮮な気持ちになるとはね。贅沢を言えば、デフォルトホモじゃなくて、「男が男に恋するなんて・・・」という背徳感を煽ってくれると一層耽美になるのになあ・・・と想像が膨らみます。
とはいえ、耽美さと甘さのバランスがうまく取れてるのはこの作品のいいところ。宇佐見のシャツを抱きしめて眠るシーンとか、エッチシーンのモノローグとか、この倒錯した陶酔感はBLでしか味わえない感覚だよなあ。