狼と香辛料 第06話「狼と無言の別れ」

ホロとロレンスの別れ、そして再会。ようやくタイトルの「狼と香辛料」の意味も出てきましたね。
ロレンスを守るために正体を明かすホロ。1話で見てるはずなのにロレンスびびりすぎだろって思わなくもないけど、仕方ないとも思う。あんな巨大な化け物が現れたら誰だって驚く・・・という以上に、当時は神の存在が(廃れてきたとはいえ)本気で信じられていたわけで。猛獣に対する恐怖に加えて神聖なものに対する畏怖の感情は、我々現代人が思っている以上なのかもしれません。
全く違うお話なのに、どこかTYPE-MOON的なものを感じてしまうのは、きっと俺が月厨だからなのでしょう。人を超越した存在に対する、表裏一体の恐怖心と庇護欲。自分よりずっと戦闘能力も商才もあるホロなのに、守ってあげたくなるのはなぜなのかしら・・・?ただ言えることは、ホロにはロレンスが必要で、ロレンスにはホロが必要だった。そんな二人が再会するのは必然の結果だとも思えてきます。