狼と香辛料 第01話「狼と一張羅」

中世ヨーロッパ風な世界観、なぜか廓詞の賢狼ホロ・・・と、何とも女流作家(?)らしい趣味の入った設定だなあ。
原作がすごい人気らしいという話は聞いていたので、どんな話なのかと期待して見てみると・・・うーん、ちょっとよく分からない部分が色々あるけど、要するに狼は作物の象徴らしく、ホロは豊作の神様的な存在だったらしい。で、近代農業とともに「作物の神様」といったアニミズム的信仰が廃れていき、存在感を失ったホロが旅をする・・・みたいなお話なのかな。
難しい設定は置いといて、ホロがどうして大人気を博しているのかまでは分からないけど、少なくともいい子だというのは分かった。尽くし続けてきた人々に恨まれ、恐れられ、それでも人の姿を取って人の社会に生きようってんだから。いい子じゃないですか・・・。破天荒遊戯もそうなんだけど、俺はどうにも強引に話を進める女の子には弱いらしい。
見る前から各所でエロイエロイ聞いてたから「そういうアニメなの?」と思ってたけど、視聴者に媚びるようなエロではなかったせいか、それほどエロイ印象はなかったな。ただ、ロレンスは色々問いただす前に服を着せてあげるべきだったと思います!

追記

あ、そうだ。ラストで「10年かけて集めた一張羅」とか言ってたけど、明らかに女物だよねアレ・・・。そもそも10年かけて集める一張羅って何なの?何かの目的のための、特別な一張羅なのかしら?うーん、よく分からない。伏線なのかなあ。