ご愁傷さま二ノ宮くん 総感

キャラクターはいい、声もいい、そしてOPもいい。これだけの魅力的な素材を揃えておきながら、どうして意味のないストーリーを追っかけたりするのかな・・・。大筋である「3人の過去」というのが話の面白さに1ミリも寄与してないのが残念すぎる。同じ3人の絆を描くのだったら、過去の記憶以上に現在の関係が見たかったですよ。最後まで何考えてるのか分からない二ノ宮くんも、どうにかならないもんか。
姉が傭兵だったり、二ノ宮くんが人間離れした強さを持っていたり、二ノ宮くんが意味不明にモテモテだったり、設定の面でも意味不明な(無駄にすら思える)混乱を招いてしまったような。全体的に無駄な設定や話が多すぎて、1クールという短い時間の中で何を見せたいのかがイマイチ伝わってこなかったように思えます。
門脇舞以のヘタウマ的な*1不安定さとか、沢城みゆきの珍しいベタなツンデレ役とか、そしてもちろんキャラクターデザインとか、キャラクターはすごく魅力的。序盤の話や8話みたいなエロバカな話は最高に楽しかっただけに、もう少しキャラクターの掘り下げを丁寧に描いてくれればもっといいアニメになれたと思うのですが・・・。

追記

あ、もちろんEDも好き。中毒性あるOP&EDだよなあ・・・。

*1:失礼