スカイガールズ 第20話「そのファインダーに映るもの」

静止画の記録だけでなく、その思いまで映し録るというのは、人の思いを大切にするこのアニメらしいなあ。デジカメではなくフィルムというのも、家族のノスタルジーさを引き立ててますね。オシャレするエリーゼとか、冬后と一緒に写真に撮られて照れる瑛花さんとか、キャラクターの見せ方がうまいのも相変わらず。
アイーシャは無愛想なのではなく、研究に必要なこと以外を教えられなかったから・・・というのはまたベタなお話。ただ、アイーシャは教えられなかっただけで決して愛されなかった子じゃないとも思うのですよね。それは音羽たちの思いをちゃんと受け取ることができた今回が何よりの証拠になってるわけで。
毎回毎回ベタなお話で特にこれといった特徴もないんだけど*1、なぜか毎回楽しめてしまうのは話の丁寧さとキャラクターの魅力なんだろうな。アイーシャに思いの存在を気づかせるに留めて、安易に笑顔を作らせたりしないのも憎い演出でした。

*1:そういや、設定がすごいのは特徴的か・・・