かみちゃまかりん 第14話「渚だしー」

はいぃ〜!?
実は珍しい、純粋ギャグエピソード。何やらところどころパロディーっぽいネタがあったような・・・?↑のセリフは中原麻衣のアドリブだろうけどね。
メガネっこが花鈴の水着を盗んで・・・というメチャメチャな話には笑った。変態だー!
それでも話がエロ方向に進まないのは、改めて子供向けアニメなんだということを思い出させてくれます。その代わりに余計あらぬ方向に進んでしまったという気がしないでもない(笑)
冷静に考えると海にアイドルコンテストに肝試し大会と、ベタに夏のイベントをこなしてはいるのですが、なんかもう勢いだけで突っ走ったような。終始貝の水着とか*1、話に絡みそうで絡まないくせに、実は極貧だったという無駄な設定が明らかになった久我神とか、チクワカレーとか、「渚の一番星」とか、相変わらず間抜けなキリオとか、虫が怖くて花鈴をほっぽって逃げ出す和音とか、無駄な女装とか、もう何がなにやら。
そんなカオスなネタながらも最後はしっかりまとめてくれるのはさすが。花鈴が和音を思う気持ち、和音が花鈴を思う気持ち、そして姫香ちゃんが二人を思う気持ちが花火の光に溶けてひとつになる。それは花鈴にとっては初めての、姫香にとっては最後になるかもしれない夏の楽しい思い出。残り少ない時間を「ヒメカ」のためにどう使うか、それぞれのスタンスが浮き彫りになるのは面白いですね。

*1:今の子は武田久美子なんて知らんだろ