sola 第11話「ムソウレンガ」
「誰・・・?」
「真名、大丈夫?そんな子いないよ?」
依人の現実世界での存在感が次第に薄くなるにつれて、人々の記憶からも存在が消えていく。こういうネタには無条件で泣いてしまいます・・・。
「戻そう、姉さんを・・・全てをありのままに」
依人の選んだ選択肢とは、全てをなかったことにするということ?「全てをありのままに」と言うけど、依人がいて、蒼乃がいて、茉莉がいる今の世界こそが現実に存在する「ありのまま」の世界じゃないの?それは歪んだ法則の上に成り立つ世界かもしれないけど、すでにある世界を否定することは誰にもできないし、その世界で重ねた思いは本物じゃないの?残された真名やこよりの思いまでなかったことにするつもりなの?
・・・とポエムを書くことも忘れて色々書いてしまいました。薄れ行く存在と、残された人の思い。物理的な存在が消えたとしても思いまで無くすことはできないはず。だからこそ、思いの力で存在そのものを作り出すことができるのですよ。残された真名やこよりの気持ちを考えると何とも・・・・・・。