sola 第10話「ユレルマボロシ」

真実を知ることが幸せとは限らない。ただ、真実から目を逸らし続けることもまた不可能で・・・。

ついに明らかになった依人の正体。予想はついていたことながら、紙になって消えていく依人はさすがにインパクトがありました。確かに依人の体は作り物かもしれないけど、ちゃんと生きているんだよね。それに「茉莉に空を見せたい」という気持ちはまぎれもなく彼自身の意思なのだから・・・。

「キスもできる、手も握れる。キミは確かにここにいるの」
「依人の記憶に影響を受けながらも、キミは自分で考え、自分で何かをしようとしてきた」
「わたしは、そんなキミが好き」
「だから・・・・・・消えて、わたしといっしょに」

ラストに茉莉が言った台詞の意図するところは一体?それに剣が関係していると言うことだろうか?うーん。

  • 辻堂さん、すっかり毒気が抜けてしまって。普通のヒゲだな。
  • 蒼乃さんが夜禍と分かるシーン。太陽の光と暗闇は人間と夜禍との明確な境界線。「夜禍と人との共存」は今回のテーマじゃないのかな。依人が人間じゃなくなったことで、お話の方向性が再び見えなくなってきましたよ。どうなることやら。