sola 第05話「フリソソグヒカリ」

お話が進んできましたよ。

雨の日のデートは嵐の前の静けさ。服と髪型を変えた茉莉がかわいい、とか思っていたらいきなり大ピンチに!剛史が何を目的としているのか、繭子たんとの関係は何なのか、そろそろ明らかになるのでしょうか・・・。
作画が演出意図に追いついていないのが口惜しいのですが、長崎の町を舞台にした情景描写がいい感じ。二人のデート風景とか、路面電車とか、こういう風景には憧れます。
教会から剛史が出て行くシーンもいいよなあ。風景だけでなく、雨上がりというシチュエーションを決戦開始の暗示に使うのが面白い。雨は不安の象徴、雨上がりは情況が好転した象徴というがお約束なのに、このアニメでは茉莉というキャラクターの個性によってその意味が全く逆転してる。「雨がちょっと好き」と依人が行ったところでラストに雨が降る、というのもうまいよなあ。この雨は茉莉にとって一時の休息であると同時に、蒼乃に茉莉のことが知られてしまったことによる今後の展開の不安を象徴しているようも思えます。