魔法の天使クリィミーマミ 第01話〜06話

Yahoo!動画でやってるらしいという噂を聞いて早速見てみる。正直俺はアニメファンとしてはアニメを見な過ぎるので、クリィミーマミも実は見たことなかったりします。知識としては知ってるんだけどね・・・。

第01話「フェザースターの船」

そんなわけで見てみたのですが・・・。こ、これはすごいな。アイドルモノかと思ったらSFだったのか、このアニメは!無駄に凝った作画に驚きつつも、良くも悪くもこれが80年代の空気だよなあ・・・みたいな、妙な懐かしさを感じてしまいました。無駄に凝った作画、SFノリ、意味不明なギャグの空気、すべてが80年代テイストでなんか楽しいかも。

どこから突っ込んでいいのかわからないけど、とりあえず主人公の森沢優ちゃん。いきなり空にUFOらしきものがあるとか言い出して「わー」と目を輝かせる優はちょっと電波系だな。そしてローラースケート*1を履いて削岩機みたいな謎の乗り物に乗って出かける優。なぜかスピードオーバーでパトカーやらヘリコプターやらが出動しだして、なぜか知らないけど勝手にクラッシュする。この辺からちょっとついていけなくなりそうだったのですが、フェザースターに乗り込んでからがますます意味不明。

謎のUFOはフェザースターとか言う宇宙船だったらしいんですが、乗ってからいきなり謎の精神世界で戦いを繰り広げる優。おまえは少しはこの状況を疑問に思ったりしろよ!順応性高すぎだ。シュールな展開と太田貴子の棒読みが、なんとも不思議な空間を作ってました。んで「お礼」と称して謎のコンパクトとヘンな猫っぽい生物を押し付けられる。もはや何がなにやら・・・。

ステッキで変身するシーンは、さすがに感慨深かったかな。なんと言ってもぴえろ魔法少女アニメの第一弾だからなあ・・・。

でも、このアニメはおかしい!どう考えてもおかしいぞ!1話の役割として、魔法のステッキとお供の動物が与えられれば後は何してもいいんだろうか!?うううーん。この先心配だ。

  • 「優」が「YOU」に聞こえる。早く何とかしないと。
  • それにしても、優パンチラしすぎ。おおらかな時代だったんだなあ。
  • 「ほら、唇の上のくぼみは、そのときの跡なんだよ」・・・誰だこんなポエミーな話考えた奴は!
  • 「それだけの字でそんなに」
  • OPがそのままうる星やつらだった。もとやまゆうじ・・・ってどんな誤植だよ*2

02話「スター誕生!」

いつのまにか魔法のモチーフがト音記号に・・・。しかも変身後の服が変わってるのに笑った。あんな格好でその辺ブラブラしてたら相当怪しいだろ!でもかわいいからおっけー。

成り行きで歌まで歌わされてしまうマミ。魔法で歌まで出てくるとはすごいな。ラララしか言ってないけど!

  • 歯がキラーンとか、何年前のアニメだよ!・・・って20年前か。
  • 「え、この歌知らないわよ?」の繋がりが変じゃないか?
  • 優の超でかいフードが気になる。

03話「デビュー! デビュー!!」

C・R・E・A・M・Y・くりぃみぃ〜!

と、俊夫、どうしちゃったの!?ウイスキー吹いたよ!にしても、「そうです、クリィミーマミはつおーいのです!」の言い回しがまた80年代だなあ。

  • ほほう、最初はデビューを渋ってたのね。
  • 優って小3なんだな。これはまた犯罪的な・・・。某なのはが小3なのも伝統に則ってるのかしら。

04話「スクランブル トップテン」

今回はまた、特撮のテイストを取り入れた大胆な構成ですね。ミニチュアの町に降り立つ巨大マミ・・・って一体何を表現したかったんだ!?分からないけど面白い。
遊園地をバックにした歌シーンもなかなか幻想的で、望月智充らしいというか。

  • トップテン・・・。
  • 土井美加の「オバサン!?」が聞けて幸せ。
  • 俊夫の自転車に乗るシーン。すごい速さで後ろに下がっている!!!
  • 「じゃ出てあげるよ」のとこ、結構好きかも。優が段々かわいく見えてきたような・・・
  • 「ワープしろ!スペースフォールドだ!」・・・こらこら。
  • もりやまゆうじの名前が直ってる。

05話「あぶない!? マミの秘密!」

これも魔法少女物には定番のエピソードですね。しかし、こんな大雑把な解決方法でいいんだろうか!?やっぱり大らかな時代だよなあ。大体素人がホイホイテレビ局の中に入れるってのがすごい。昔はそういうもんだったっけ?

それにしても、今回は妙にめぐみさんがかわいかった。「本当にごめんなさいね」とか優に素直に謝っちゃったりして、いいよなあ。今のところマミのライバルではあるけど、イジワルキャラっていうわけじゃないみたい。きらレボでいうエリナみたいな役どころでしょうか。

06話「伝説の雄鹿」

なるほど・ザ・優ちゃん。

・・・結構慣れてきたけど、改めて80年代テイストを感じさせる台詞回しが多い今回ですね。

今回はちょっと今までとは趣を異にした回。いつもの「マミはまだか!」→ババーンと登場!のお約束は守りつつ、マミが主体ではなくサブキャラをフィーチャーした回。今後の方向性が少しずつ決まってきたような、そんな予感を感じさせるエピソードでした。
そして注目したいのは、牡鹿伝説を体験したのは優だけじゃないってこと。おそらくフェザースターが見える人にだけ牡鹿の存在を感じられると思うんだけど、そうするとフェザースターが見える可能性があった=マミになれる可能性があった子は優だけじゃないってことだよね。そこら辺から世界が広がっていったりは・・・しないんだろうな。