貧乏姉妹物語 第10話「風邪と約束とお母さんの日」

おおっ、10話にして最終回とは!

最終回らしく、お母さんのエピソード。相変わらず大仰な演出はギャグにしか見えないので困ってしまうのですが、姉妹の絆・・・というよりも、死してなお存在感を発揮する母親の強さが印象的なエピソードでした。

それにしても思うのは、基本的にこの手のすれ違いは全て自己完結なんだよなあ。そんな二人の閉じた世界が開くときは来るのかな、とかそんな余計なことを思ったりしました。

総感

大仰な演出と分かりにくい脚本のせいか評判は今ひとつの印象でしたが、ちゃんと見てみるとよく考えられた構成に優しいお話、魅力的なキャラクターと基本的なレベルはかなり高いと思います。後はそれをどう見せるか、ってことだったんだけど・・・。きょう&あすの閉じた世界が中心となってるせいか、いまひとつ脇役キャラの見せ場が少なかったのも残念なところ。
それでも毎回かわいい絵でラブラブな物語を見てるのはそれなりに楽しかったですよ。