桜蘭高校ホスト部 第21話「いつかカボチャになる日まで」

榎戸洋司のくせにずいぶんわかりやすい話を書きますねー。ハロウィンといえばカボチャ、カボチャといえばカボチャの馬車。「家族」という魔法をかけて走り出した馬車が、段々とカボチャになっていく予兆。でも、魔法が切れた後のカボチャは、もともとのカボチャとはきっと違ったものになるのでしょう・・・

そんな感じ。えっと、ここまで分かりやすいと今更言うこともないんだけど、「家族」という大義名分で保たれていた均衡が、環や光がハルヒへの恋心を自覚するに伴って壊れてしまうのではないか・・・という馨。そのとき傍観者でしかない馨はどうするのか?という漠然とした不安と、今まで同世代の友達と接する機会が少ないがゆえに恋愛感情を自覚できない未成熟さが見えてきて面白いですね。

お話的には・・・うーん、それほど面白いわけではなかったけど、相変わらず脇役がかわいすぎるなあ。光とハルヒの接近はドキドキだったし、久々登場のれんげさんも楽しかったー。