桜蘭高校ホスト部 第02話「高校生ホストのお仕事」
これはおもしろい。絵柄でBL物と決め付けてしまっていたけど、実は木曜6時にやっても問題ないくらいのまっとうなコメディーだということが分かりました。
ハルヒが女の子なのは最初違和感あったけど、ハルヒがホスト部にチヤホヤ(?)されるのは「女の子の幸せのために存在する」というホスト部の精神の表れで、確かに男の子だと他の面子に埋まってしまうもんね。ハルヒが女の子だからこそ「姫」として主人公の役割が果たせるわけだし、今回のような、女の子の恋愛をホスト部がサポートするという話もできるわけだし。
作られた仮初めの愛と、その中にある真実の思いというのは俺が愛してやまないテーマであるんだけど、そこにはどうしてもセックスという生々しさが避けられないわけで。その生々しさをハートを取るという儀式に変換することで回避したのがシュガシュガルーン、ハルヒを女の子にすることでセックスが存在しない男女関係を再構築したのが桜蘭高校ホスト部、と考えることもできそうです。
・・・となんか夜っぽいテンションになってきたところで、そろそろ本編の感想に行こうかな。
いきなりバリになってるホスト部にびっくりだけど、そのインパクトを使ってキャラを立ててくる構成はうまいよなあ。このアニメ、お話自体はそれほど新しいものは無いんだけど、キャラの立て方がうまい。環の壊れっぷりが楽しすぎるし、春日崎さんもかわいかった。ハルヒもホスト部の連中に食われることなく魅力を発揮してるのがまたすごい。ハルヒかわいすぎ!!なんか女の子バージョンのハルヒに普通に萌えてしまったので、俺の腐女子スイッチはオフにすることにします。
今回のゲスト、春日崎さん。セレブなお嬢様っていう印象と、「食器がお好きなんですね」の台詞に照れたりする普通の女の子っぽい反応のギャップに萌えまくり!この子、桑谷夏子なのね。全然わかんなかった・・・。自慢じゃないが桑谷夏子が分かったことはほとんど無いんだけど、こういうツンデレ系*1の役をさせるとめちゃめちゃ萌えるよなあ。
ラストの告白シーン、桜の花びらがきれいだなあ。大仰な舞台装置もいい感じ。