涼宮ハルヒの憂鬱 第02話「涼宮ハルヒの憂鬱I」

なるほど、だからあの1話なのか。1話の伏線があったからこそ、ここまでスピードを上げても話についてこれるわけですね。

いやーすごい、これはすごい!アニメ乱立の今シーズンだけど、このアニメだけは絶対に見ておくべき。頭2つくらい抜けてるわ。なんか本編のテンションに当てられて、終わった後はしばらく抜け殻っぽくなってしまいました。

いやー・・・なんか言葉が出ないわ。前半でずっと溜め込んでいたハルヒのフラストレーションが爆発する後半。段々とハルヒの行動がエスカレートして行くのにどんどん引き込まれてしまいました。妖精姫レーン*1を初めて見たときのような怒涛のジェットコースター感は、久しぶりだなあ。ハルヒのはじけっぷりがかわいくてもう。

それにしても、後藤邑子は反則だよなあ。誰だ、みくるに後藤邑子を選んだ人は!!俺を殺す気か!!

追記

いや、ちょっとこれはすごすぎるな。気が高ぶって寝れないじゃないか。1話の自主制作っぷりがちょっと鼻についてて、2話も序盤はキョンのモノローグがやっぱり鼻についてたんだけど、最後はもうすっかり勢いに飲まれて、鼻につくとかそういう余計な思考をする余裕も無かった。というか、ハルヒの突飛な思考回路には誰かツッコミを入れる人が必要なのね・・・。無茶な設定をとにかく勢いとツッコミだけで強引に押し込められてしまうという、こんな心地よい敗北感は久しぶりだー。

最近は無茶な話をいかに考察しようかっていう楽しみ方が多かったので、どっちかというと自分がアニメの内容をコントロールしてる感じがあったのね。でもハルヒは無茶な話を力技で押し込められ、そこに俺の考察の入る余地など皆無。まさに俺の完全敗北と言えるでしょう。

久々に自分のアニメ観を揺るがされたエピソードでした。

*1:古いOVAですが・・・