ARIA The NATURAL 第02話「その 宝物をさがして…」

なるほど。宝捜しというノスタルジーを喚起させるモチーフで雰囲気を作りつつ、ネオ・ヴェネツィアの町を紹介しようという企画なのね。

しかしそれなら、ウンディーネという観光案内人としての灯里たちを通して紹介して欲しいような。なんか毎日遊んでるようにしか見えないんだけど。そういえば、灯里の逆漕ぎって1話以来出てきてないぞ。まあ、この子らゴンドラ漕ぐ意味ないもんな・・・。

とか、そういういちゃもんをつけるのは無粋な真似。今回は灯里のゆるゆるさとネオ・ヴェネツィアの町を堪能するのが素直な楽しみ方なのでしょう。いろんなパースで描かれるネオ・ヴェネツィアの町は、一枚の絵を見ているようです。

この手の話って「本当の宝物は自分のそばにある」という青い鳥的な展開になることが多いけど、宝物はネオ・ヴェネツィアそのものだったという結末がまたARIAらしい。「宝物=主題」というメタファーを考えれば、ARIAとは灯里たちの物語ではなく、灯里というインターフェイスを通してネオ・ヴェネツィアの姿を書くことが主題である、と考えられるわけで。

・・・しかし眠いなこれは!朝に見ないと寝てしまうわ!!

追記

次回、ネギ先生が!?