かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 第09話「この願いはかないますか?」

おいおい。とまりとやす菜は食べ物ですか!食べ物なら両方買えばいいけど、好きな子は両方付き合うというわけには行かないと思うんですが。

・・・とか思ってたらハーレム全肯定!!そうか、やっぱりこれはそういうアニメなのか・・・。ギャルアニメでよくある消極的なハーレム全肯定ではなく、積極的な全肯定というのはある意味斬新な開き直りだけど、なんか最近馴れ合いを続けているとまりとやす菜を見てると、君たちほんとに恋愛してるの?という疑問が浮かんできます。なんとなくみんな仲良しでめでたしめでたし、なんてラストになったらどうしよう。

今回のエピソードの意味としては、はずむが優柔不断ということの説得力を持たせるということなんだろうけど、個人的には恋愛の三角関係を喫茶店のメニューを選ぶレベルにまで落とされてしまったような印象でした。人を好きになる気持ちは、何かに例えられるようなものではないと思うし、とまりとやす菜がはずむを好きな気持ちさえちゃんと伝わっていれば、例えを持ち出す必要もないと思うのですが・・・。

EDの歌が植田佳奈だー!!

追記

うーん。うがちすぎなのは自分でも認めてるので、なんとか好意的な解釈をしようと試みるんだけど・・・。

「やす菜ととまり、両方欲しい!」と公言するはずむ君と、綿菓子を選べなくて泣き出すはずむ君の姿がどうしても重ならない。そもそもとまりとやす菜の真剣な想いに対して、はずむ君は子供が綿菓子を欲しがる程度の想いしか持っていないということ?二人の思いを受け止めた上での苦悩ではなく、「どっちもおいしそう」という子供のわがまま程度の認識しか持ってないということ?

重ならないといえば、序盤でやす菜ととまりが「自分以外がはずむ君と一緒にいることが嫌」と公言してる姿とラストの「両方食べていいのよ」の姿も重ならない。「お互いヘンな奴好きになっちゃったな」という共感はわからなくもないけど、あれだけ真剣な思いを見せたわりには、どうも恋する真剣さが足りないような気がするんだけど。