灼眼のシャナ 第22話「揺らぐ炎」

なるほどー。ヘカテーの無限の器と悠二の零時迷子を同調させ、さらに教授の自在式によって永久機関とするわけか。んで、その存在の力を使って渾の聖廟とやらを発動させよう、ということらしい。よくわからんけど。

まあそれはそうと。今回に限らず思ってたんだけど、人間側とフレイムヘイズ側の会話が全然かみ合ってない。今までもシャナと悠二は全然違うことを考えてたし、今回も「平井ゆかりとしてのあんたに頼んでんだ!」って、別人だし・・・。

そもそもシャナが悩んでいるのは人間としてどうこうではなく、ただ大切な二人の間で揺れてるだけだから「人間として」「フレイムヘイズとして」というカテゴライズ自体がナンセンスでしょう。デカイ剣を持ち上げるところの「違いすぎるんです。私と・・・ゆかりちゃんたちは」という台詞や、その剣を軽々と持ち上げるシャナからも、このアニメはフレイムヘイズと人間は全く違う存在として描いているようで。

と考えると、シャナの主題は人間とフレイムヘイズディスコミュニケーションということなのでしょうか。そして、そこでキーとなるのが「大切な人を思う気持ちは同じ」ということ?この辺は専門外なのでよく分からないのですが・・・

「我らはそれを教えこそしなかったが、知らぬ訳ではない」

先生の台詞が重いですね。我「ら」ですか・・・。ヴィルヘルミナさんも、序盤のシャナを心配する表情を見ると、わざと感情を押し殺してるのでは?と思えてきます。とすると、やはりヴィルヘルミナさんも使命と好きな人の間で苦しんだのでは?とすると、メリヒムや先代の炎髪灼眼絡みで辛い経験をしたのでは・・・?とか、色々考えてしまいます。

「かつてこれほどの力を手に入れたものがいたか?・・・否」

否!断じて否!!

追記

http://www1.atwiki.jp/sslibrary/pages/295.html
渾の聖廟って、アニメオリジナルのようです。ということは、アニメオリジナルがラストエピソードか。残り話数からいって、なのは式にラスト1話前には決着がついて、ラストは吉田さんVSシャナかな?