舞-乙HiME 第20話「ニーナと呼ばないで」

サーヤと呼ばないで・・・って小清水亜美違いか。

それはそうと今回。相変わらず色々なエピソードを1話にまとめる構成力はさすが。そして俺は話がわからなくなりつつあります・・・

アリカさん。ずっと言ってるんだけど、この子の天然な前向きさが今シリーズの特徴になるのかな、と思っていたけど結局は舞衣と変わらずウジウジと巻き込まれるだけ。それが特徴といえばそうなのかもしれませんが、キャラが今ひとつ立っていないのも事実だと思います。キャラ萌えを前面に押し出そうとした前作と比べて、作家性を出そうという欲が出てきてしまったのがオトメなのかな、とあまりやりたくないメタな勘ぐりをしたくなります。

ニナさん。セルゲイとの出会いはエウレカっぽいな。「ニーナと呼ばないでください」という気持ちは分かりますが、君だって「お父様」と呼んでるじゃないですか。まだまだ彼女の中では父性と男性が区別できてないのでしょう。ナディア用語で言うところの(?)エレクトラ・コンプレックス。そう考えるとアリカ=母親の図式が出てくるのですが・・・。アリカがいずれGEMの母体となる伏線だったり?

マシロさま・・・は特に言うこともないや。ミドリちゃんに理想の王様像を見たか?

と、そんな感じ。マシロさまの「結局、こんなものじゃ。わらわ達なぞ」は、舞-HiMEらしい力技の論理で結構好きだったり。

追記

IGPXを見ながら、エイミーと呼ばないでっ・・・とか思ってしまった俺はダメ人間だ。