落語天女おゆい 第06話「恋の行方 それぞれの覚醒」

晶と鈴の覚醒を、「恋」というモチーフでまとめようという狙いはよかった。晶さんも鈴ちゃんもかわいかったし、ポン太のギャグも楽しい。ただ、相変わらず詰めが甘いんだよなあ。覚醒ってのは今回最大のカタルシスを得るべき場面で、ここで最大限盛り上げるための前半でしょうに・・・。

まあ、いっか。

追記

あたま山といえばD.C.08話。半分ほど感想書いてお蔵入りになってるD.C.感想からちょっと引用。

早くも総集編!どれだけ過密スケジュールなんだよ。

とはいえ、もりやまゆうじの番外編はなかなか。桜にまつわるフォークロアD.C.の中で演出してくるとは。作画もきれいだし、雰囲気もD.C.のミステリアスな一面をうまくあらわしていたなあ。

古典落語を引き合いに出してくるところなんかは、一昔前の演出家ってかんじですよねえ。ちなみに頭に桜が生える話、「あたま山」のほうがメジャーな名前だと思うけど、上方落語ではそのまんま「さくらんぼ」というらしいです。

ところで、純一たちが3年生ということは、萌先輩は何年生?・・・あ、眞子が「一つ違い」って言ってたっけ。本校の1年生ってことか。てっきり純一たちは高校生だと思っていたのだけど、中学生のようで。

追記2

「おめだるい」「やぶらこうじのぶらこうじ」「てけれっつのぱあ」などの素敵ワードを次々と生み出すこのアニメ。・・・ところで、おめだるいって何?と思って調べてみました。

http://omedarui.exblog.jp/249591

「観ている目がだるくなるほどくだらない」という程度の概念だと思うのです。「お目汚(よご)し」などということばと同類のものかと。

「お目だるい」なのね。また1つ賢くなった。ってか、「落語天女」なのに歌舞伎用語かよ。龍脈とかも落語と全然関係なくね?もっと言えば江戸時代とも全然関係ないような・・・。

・・・と思って調べてみたら
http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/iten/onlinelecture/lec44.html

江戸というのも実は風水で造設されたまちなのです。関東平野にある江戸は必ずしも理想的な土地ではありませんでした。それを徳川家康天海僧正が「言霊法」というものを使ってあちこちに霊力のある山の名前を与えています。また、もともと江戸のまちに流れてくる「龍脈」から吹き上げてくるよい「気」を集めて、それを循環させるために甲州街道東海道をつくりました。それらと、富士山や秩父山系から神田明神を通る3本の「龍脈」が江戸を支えています。

へええ。関係あるんだー。また1つ賢くなった。こうしてアニオタは無駄な知識を増やしていく、と。