かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 第05話「やす菜の目に映るもの」

さて。今までとまり視点で展開してきた物語は、ここにきてやす菜視点に。やす菜はただの男嫌いではなかったようで。というか、各地でネタバレされててorzって感じなのですが。あああ。

まあ、それはそうと。はずむが女の子になったときの、やす菜の異常とも取れる喜び方が気になってたんだけど、「男性を認識できない」という障害だったのね。父親と食事するのを避けたのも、柳本先輩の誘いを断ったのも、そういうことなのか。

はずむを振ったのは確かにやす菜のエゴであり弱さではあるんだけど、彼女が味わってきた絶望と孤独を考えれば、単にそれを否定することはできないよなあ。逆に考えれば、自分が好きだというだけでやす菜の背景を知ろうともせずに告白したのもはずむのエゴなわけだし、結局両成敗じゃないかな。

そんなわけで、単純にとまり=いい子、やす菜=悪い子という構図も崩れ、完全に両者の立場がイーブンになったわけです。とまりとやす菜の、はずむに対する気持ち。17年間の絆と、17年間の孤独。どちらの思いが強いかなんて、そんなことは俺には分かりません。そして、意味は違っても、二人にとってはずむが唯一の存在であることにも変わりはなく。これはどっちに転んでもつらいよなあ・・・。

今回も熱いドラマを見せていただきました。ちょっと重いのですが、頑張って追っていきたいです。