ラムネ 第05話「星空と望遠鏡」

鈴夏のお当番回。鉄壁の妹も、七海には勝てず・・・というか、勝負する気すらない公認ぶりはすごいな。

ゆるゆると続いてきた話の中で、初めて出てきた波紋の予感。とはいえ、このアニメらしくゆるゆる〜っと解決してしまうわけですが、ゆるい空気のせいか鈴夏ちゃんよかったね、と素直に思えてしまいます。ただ、ちょっとお話が分かりにくい上にキャラの掘り下げがイマイチ・・・というか、なんか空気アニメらしく空気で察しろみたいな演出が目立ったような。ゆるいのと手抜きは違うのよ。

と、後藤邑子の出番が少ないと手のひらを返したように批判に走る俺なわけですが、今回も面白かったですよ。このアニメ、「過去」の使い方がうまいんだよなあ。全員が主人公に対して過去の思い出を持ってる。過去の思い出をうまく使うことによってキャラを掘り下げるってのはエロゲーの常套手段*1だけど、このアニメはそれを前面に押し出して、過去と現在の物語としてうまく作っているかなあ。過去と現在の中間とも言えるこのアニメの時間軸は、最近はやりのいわゆる「癒し系」と相性がいいかんじ。

*1:そればっかだな